久しぶりに近くの電機用品店に単三型の充電池を買いに行ってみた。(カメラ系で使うつもり)単三型の充電池を買うのは、私は6~7年ぶりくらいの事になる(ほとんど乾電池で済ませていた)。充電池ならば、やっぱり日本製の物が良いだろうな…と思ってパナソニック製の充電池が置いて有るコーナーに行ってみて驚いた。なんじゃこりゃあ?パナソニック製の充電池って、こんなに種類が多かったっけ?(充電池だけで【合計6種類の豪華ラインナップ】だぜ!全部置いとけってか?)
パナソニックの電池カタログより、左側画像がエネループ、右側画像が充電池版エボルタ、
どちらも縦方向に同じグレードがまとめられている構成だ。
まず最初に思った事は…『エボルタって確か、高性能な乾電池(充電不可版)の名前じゃなかったっけ?』だった。今ではパナソニック製の充電池には、エボルタとエネループの2種類が有る。じゃあエボルタブランドの乾電池(充電不可版)は消えたのか?と思うと、絶賛継続中で、高性能版の NEO という物まで出ている。要するに【同じブランド名で『充電池版』と『充電不可版』を併売する戦略】な訳。(無謀だろう?)
じゃあ、エネループにも充電不可版が有るのか?というと、こちらは存在していない。(なんか変だろう?)それでは、充電版エボルタとエネループの違いは?というと、どちらもニッケル水素系で、それぞれ『ハイグレード版』『普通版』『エコ版』が出ている。それでは『ハイグレード版』を買えば間違いないか?と言うと、給電速度が速い物は耐久性(耐充電回数)が少なくなっていて、一概にも言えない。『こりゃあ、お客さんが混乱して当然だろう?』と思った。だいたい、充電版エボルタとエネループの同じグレードでも、特性は微妙に異なっている。(一々カタログを読んでから買えってか?普通はしないだろう?)
でもねぇ?【エボルタとエネループの2種類が有って、どちらもニッケル水素系です】というのは違和感有りまくりな訳だ(あくまでも個人的見解だが…)せめて『片方はリチウムイオン系です』とかの違いが有れば、まだ理解できる分類方法なんだけどね。(まあ、色々と選べる様になったのは良い事なのだろう…とは思うが)。(リチウムイオンの電圧から行くと 1.2V が無理なのは一応知っている)それにしても、ここの売り場はパナソニックの企業戦略の見本みたいな展開だな(6種類の全てが置いて有るし)。もしかすると現在では、パナソニック製以外の充電池って存在し難い状況なのだろうか?ある意味ではパナソニックのやり方は怖いと思った。
今回は売り場でパナソニックのカタログを眺めて、少し考えて、エネループの黒版を購入する事にした。これだとカメラ用途での給電スピードと耐久性のバランスが良さそうだ…と思えたからだ。しかし、パナソニックの命名センスは余り良いとは言えないと思った。どうせ覚えても、しばらくするとまた替えて来るだろう?(絶対にそうなるよな?)と思わずにいられない。そんな買い物の経験になった。
(ところで古いパナソニック製の充電器は、新型電池にも使えるの?新型の充電器も買ったけどさ)
こんにちは oink! さんの所から飛んでまいりました 鍛冶屋と申します。
ベージ開設おめでとうございます。
本記事、お怒りの趣旨が良く分りませんが、標準型に対して燃費の良い
ECOと高出力型のハイグレード版ですから、ラインナップとしては至極
真っ当だと思います。
Panaが”EVOLTA “と”eneloop”の2ブランド化したのは、ご存知のように
SANYOがPanaに買収されたからで、もうeneloopは世界ブランドですゆえ
まさか捨てるわけにはいかないでしょうしね。
ちなみに”EVOLTA”=中国製 ”eneloop”=日本製です。
(だから”どうだ”と言う事はありませんか^^;)
今後の工作ネタ・ご活躍を楽しみにしております。
また、oink! さんもコメントされておられましたが、”Wordpress”ネタも
是非お聞きしたいです(有料テーマってどんな機能があるのでしょう?)。
ではでは 鍛冶屋 /^^)
鍛冶屋さん、いらっしゃいませ。&これからも、よろしくお願い致します。
いや、別に怒るという程の事ではなかったのですが、何となくユーザーとして釈然としない
物を感じた(特にエボルタブランドを充電地&非充電池共に使用している辺り)という事です。
私もエネループはサンヨー時代から利用していましたから、一応は事情も知っているつもり
ですが、ユーザーは企業側の細かい事情なんて意に介さない場合も多々有ると思いますから。
『余り知らない人が見たら、混乱する様な命名は拙いのでは?』とチラッと思っただけです。
それと、私はハンドル名を変えてしまったので取っ付き難く感じるかも知れませんが、
前は『電子工作好き』のハンドル名で投稿していた者です。(oink! さん サイトです)
鍛冶屋さん自身とも、何度か対話した事が有ると思います。
新ハンドル名でも、よろしくお願い致します。
>有料テーマってどんな機能があるのでしょう?
これの利点は、『自分でほとんど何も設定しなくても、ホイホイとページが作れてしまう』
事に尽きるでしょうね。メニューで準備してある物については、本当に世話無しです。
(ただし、設定メニューの配置が自分好みかどうか?も重要になって来ると思います)
メニューで準備されていない点については、『例えばメール問い合わせフォームとか』は
プラグインで頑張る…という事になると思います。
でも欠点としては…
『自分で色々とカスタマイズしたい』という希望が有る場合、余り自由度は高くない
という事は言っておきたいです。例えば今現在の私の希望としては…
投稿文の中に貼り込む画像の大きさや、投稿文の文字の大きさをもっと大きくしたい。
でも、デフォルトではできなくて、CSS を弄らなくてはいけなくなってしまいますし、
有料テーマの開発元に問い合わせても、大よそしか教えてくれません。
また『ページの崩れ等が起こった時には、サポート外です』と釘を刺されてしまいます。
今の多くの有料テーマは、特に何もしなくても、PC用、タブレット用、スマホ用、の
各レイアウトに自動的に再配置してくれる機能が有るのですが、自分で CSS を弄ると
その機能がおかしくなってしまうのだそうです。(それで怖くて、余り弄れません)
CSS を弄っても自力で治せる様な方は、ガシガシとカスタマイズするべきなのでしょう。
結局、全てを自分の思い通りにコントロールしようと考え始めると、自分で最初から
ページ全体を構築するしかないのかな?…という事になると思います。
(でも、私には無理だ…と思いました)
疑問点など、何か有れば、私の知っている範囲でお答えしますので、
お気軽にご質問&ご意見投稿などお願いしたいです。
パナソニック製の電池のブランド名について、もう少し追加で説明したいと思います。
(私の説明が下手で、良く伝わらなかったと思いますので(申し訳有りません))
例えばの話ですが、私が現時点で小学生か中学生くらいの年代だったとします。
このくらいの年代の人が、最初に充電池でエボルタというブランドの物を買ったので、
次回も同じ物を…と考えて同じブランド名の物を選んだら、充電不可版だった…とか、
又は、その逆のケースだった…とかは大いに考えられる事だと思うのですね。
ましてや両者は、どちらも同じ単三(単三とは限らないけど)型の外観をしている物体な
訳です。充電可能版だと信じて充電器に入れていた同じブランド名の電池に充電不可版も
有る…というのは、要するにユーザーが間違える機会を増やしている…と思うのですよ。
私が若い年代なら多分、一、二回くらいは、この手のミスは、してしまうと思うのです。
(だって、パナソニック製の電池全体の事までは知らない訳ですから)
これは何も若い年代の方の話だけではなく、こういう製品が輸出された時にどうなる?…
という事まで考えに入れておかなくては、いけない様に思うのですがね。日本みたいに
電機店やホームセンター等が豊富に有る環境ではない所でも、販売されるかも知れ
ないと思う訳です。(エボルタだって、どちらか一方しか置いていないかも知れませんよ?)
まあ、私はパナソニック製の電池が輸出される時に、どういったブランド名が付けられて
いるのかまでの知識は有りませんが…。
そういう時に、ユーザー側が、混乱なく、間違い無く、選択できるのですかね?
企業側の『エボルタ』というブランドは電池の高級版のイメージとして定着させたいという
意図とは別に、ユーザー側は、また別の受け止め方をしてしまうかも知れない…
という事は、常に考えておかなくてはいけない様に思うのですよ。
いや、逆に私の考え方が杞憂だったとしたら、喜ばしい事だと思うのですがね。(本当に)
しばらく電池の事について考えていて、自分なりに結論の様なものが出ましたので、
まとめてみます。自分としても、心の中に有ったモヤモヤの様なものが晴れました。
要するに、こういう事なのだと思います。
ブランド名の云々以前に『充電池と、非充電池が外見上ほとんど区別が付けられない状況だ』
…という事自体が、そもそもおかしいと思うのです。
(これは決してメーカーさん側への文句の様な話ではないです。今までずっとそうでしたから)
パナソニックさんは、エボルタの外観デザインにおいて『ユニバーサルデザイン化』という事を
前面に打ち出されていますが、あれは『色による識別のみ』の話ですよね?
しかし、世の中には目が不自由な方も居らっしゃると思うのですよ。そういう方が、色のみの
識別によって、充電池と、非充電池の区別を付けられるのでしょうか?(+-の違いもですが)
例えばシャンプーとか、酒類のパッケージに採用されている様な『触覚によって判別できる差異』
●バリアフリーデザインについてのサイト
http://www3.plala.or.jp/donmama/baria.html
を導入する事によって、真のユニバーサルデザインが電池でも導入できるのではないでしょうか?
形の違いや凹凸の有無、手触り、質感の違いなど、何をもって違いを出したら良いかまでは、
私は判りませんが、とにかく、そういうハンデを持っている方達の意見を多く聞き取って、
この際、『電池の世界の真のユニバーサルデザイン化』を進めてしまってはどうでしょうね?
ハッキリと言いますが、暗闇の中ですら、種類やプラスマイナスの方向が見定められる物でないと
真の意味のユニバーサルデザイン化には、なっていないと思うのです。
もちろん、視覚的な健常者にとっても『あ!充電池と、非充電池は確かに違うね!』という差異を
強力に打ち出して欲しいと思うのですよ。この様な措置を採用すれば、充電池と、非充電池で同じ
ブランド名を継続して使用しても、それ程は混乱は起こらないかも知れません。
(できれば充電池と、非充電池ではブランド名は分けて欲しいという気持ちも有りますが…)
(更に言えばパッケージ上でも『触覚による差異』を取り入れていただくと、最高!だと思います)
そして行く行くは…電池を使う機器側の電池 BOX 内にも『同様の意匠の触覚上の差異』デザイン
を盛り込んでいただけると、その時に真の意味の電池の世界のユニバーサルデザイン化は完結する
と思うのです。そして遠い将来の話かも知れませんけれど、現在の道や駅のホームに設置して有る
点字ブロックの様に、世の中一般に存在する概念になって行ってくれると良いだろうな…と思います。(余り将来の話だと、電池の基本自体が変わっているかも知れませんが)
どうでしょうね?もしこういう事をやるとして、やれるのはパナソニックさんを置いて他に無い様に思うのですが?是非ともやって欲しいと思うのですよ。>『電池の真のユニバーサルデザイン化!』こういう事は、まず基準や制度作りから着手しなくてはいけないかも知れませんので、一筋縄では行かない難しさも有るかも知れませんけどね。旗振り役としても、電池業界のトップブランドであるパナソニックさんであれば、考えを推進し易い様にも思うのですよ。
更に考えると、今の電池は内部的にギャップを極限まで減らす作り方をしているので、ここから更に外装に凹凸等を設ける方向は難しい様にも思います。でも、何事も始めてみない事には先に進まないと思う訳で、まずやれる事からやるしかない…と思う訳です。こういう事をやる事によって、恩恵を受ける人が沢山存在するのであれば、やった方が良い案件だと思う訳です。
(でも得意でしょう?日本人はそういう創意工夫は?目的がハッキリしているのなら、燃えると思いますよ)
自分なりに考えがまとまりましたので、パナソニックさんの電池部門さんに、このページを見て
いただいて、意見を伝えてみようと思います。どうなるかまでは判りませんが…。
10月10日の 17:56 に、
パナソニックお客様ご相談センターの担当者様から、ご返事のメールをいただきました。
要件は主に、
■以前に販売された充電器と、現在販売されている充電池の互換性についての説明と、
■私からの電池製品の判り易い表示の提案についてのお礼、及び関係部所への報告の連絡
…でした。
いつか電池を使用している製品群に、判り易いサインが導入される日が来るのかも知れませんし、もし来なければ、余り重要視はされなかった…という事になるのかも知れません。
私も長い目で成り行きを見守る事にします。(その位しか出来ませんし)
丁寧なご返事をいただけた事に感謝致します。